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| 本ページの内容は、味の素ファルマ(株)発行の「肝硬変患者読本シリーズ(3) 肝硬変と診断されたら」に掲載された内容を編集したものです。 |
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肝硬変と診断されたら |
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初期の肝硬変には、一目でわかる特有の症状
や検査結果はありません。したがって身体の
様子、血液生化学検査などから推定し、主に
肝生検で詳しく診断します。肝生検では、線維
に囲まれた肝細胞の様子から肝硬変を見分け
ます。この時、典型的な肝硬変の患者さんの
場合は比較的に診断しやすいのですが、初期
の肝硬変では慢性肝炎との明確な見分けは
つきにくく、診断も慎重に行われます。 |
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局所麻酔で右側部から針を肝臓内へ
入れて、組織の小片を採取する検査。
肝臓の炎症の程度、線維化の進行度
を判断する。 |
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血液生化学検査では、血小板の減少(※1)・AST
(GOT)優位の異常値(※2)・ガンマグロブリン値
の上昇(※3)などをみることができますが、慢性
肝炎との区別は難しいところです。なお血小板数
は、肝臓の線維化の進み具合と関連するので、
進行度を判断する参考になります。
また腹部超音波検査や腹部CT検査で、肝臓の
形や内部の変化の程度によって肝硬変と推定
されることもあります。肝硬変の合併症である
腹水や食道静脈瘤(※4)の症状が出ることでも、
肝硬変と診断されることがあります。 |
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肝臓の炎症の程度および血小板数や
その他の指標で線維化の進行度を
推測する検査。C型慢性肝炎か肝硬変
かの判断の参考とする検査。 |
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病状が進むにつれて肝硬変の患者さんの身体に現われる特有の症状としては、くも状
血管腫と手掌紅斑があります。これらは病気のない方にもそれぞれ単独で出ることも
ありますが、この両者が同時に出る場合は肝硬変の可能性が高いとされています。また
腹部の血管が拡張し、おへそを中心として静脈の青筋が四方八方へと放射状に膨らむ、
メドゥーサの頭と呼ばれる症状もあります。女性では無月経に、男性では乳房が女性の
ようにふくらむ女性化乳房が現われることもあります。これらを発見したら、すぐに主治医
にかかることが必要です。
その他にも、黄疸が出る・むくむ・鼻血が出やすい・お腹に水がたまる(腹水)・足のこむら
返りが起こりやすい、などの症状も要注意です。

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